『砂時計』作 鐘崎那由他私は君と出逢うまで活きていなかった君を見つけたとき針(はり)が動き始めたのそれまでは時の砂は止まっていたわ私があなたといられる時間は永遠に続かないと知っていたの私は君といることで私でいられた君は私のことを恨むかな1人で先にいってしまう私のことを君は私のことだけを愛してくれたけど私のことは忘れていいのよ私が君の隣をもう歩けないの君はもうわかっているでしょう君の世界は色付いていることを君はその鮮やかな世界に住んでいるのだから私はずっと見ているから少しだけ遠い世界から
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