刹那の瞬き(またたき)

刹那の瞬き(またたき)

『刹那の瞬き(またたき)』 作 鐘崎那由他
御崎(みさき)にある灯台は海を照らす
船が迷わぬように
御寺(おてら)の鐘は時の調べを伝える
人が迷わぬように
自分の道を自由に歩けばいい
迷ったなら立ち止まればいい
でも必ずまた歩き出せ
人の一生なんて星から見たら刹那でしかないのだ
他人になんて構っている暇があるのか
己が生きた証を遺したいのなら無駄な時間は1秒足りとてないのだ