『約束』 作 鐘崎那由他
君の大事な人が旅立ってしまった
あいつは君を置いて行ってしまった
僕に君を託して
僕はあいつと約束したんだ
君の心に傘を差して、君の心に陽が射すまで
君の心が雨の世界に飲み込まれてしまわぬように
陽が射さないなら無理やりにでもその雲を除けるさ
僕が君の傘になるし灯りになるから
君に雨は似合わない君の心は僕が灯す
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