『旅路』作 鐘崎那由他

 

人はいつはじまりの道を外れるのか
はじめはみんなで同じ道を歩いていたはずだったのに
ひとりまたひとりとそれぞれの道を歩いていく
その道はそれぞれの夢の扉へと続いていく
君はどんな道を歩む
人の跡を行くか道無き道を行くか
今は人の跡を行くのもいいだろう
いつかその跡さえも無くなるかもしれない
その時は自らの意志で道を切り拓け
君だけの金剛を手にするために

 

お話一覧に戻る