『影追い』 作 鐘崎那由他
君の後をずっと追いかけていた
君は気付いたらいつの間にか消えていた
別の世界でまた夢を追いかけているのかな
君と出会えて良かったよ
僕にも出逢えたことが良かったと
言ってくれる人が現れるだろうか
僕はこれからも君の残り香を胸に進む
雲を掴むように拙い足取りだとしても前に進まないと行けない。
君とまたどこかで出会えるかもしれない
この道の先で
この道もどこかで別の道と交わる
いずれまたどこかで
さよならは言わない
また君に逢いたいから

 



お話一覧に戻る